「私の調教日記」作品解説

イントロダクション

「私の調教日記」の監督、東ヨーイチは、『もう頬づえはつかない』『四季・奈津子』『ラブレター』、と1980年代女性映画で一世を風靡した日本映画界の巨匠です。そんな監督が、エロティック・ムービーに乱入、今度は“あぶない”バリアフリーに挑戦しました。

不思議な洋館で、銀杏(ぎんなん)に次々と繰り返される禁断の調教、往年のエロティック作品「O嬢の物語」を彷彿とさせます。数限りない性の調教にさらされ、くりかえし肉体を痛めつけられ、どこまでも調教を受け入れ、そしてその先に見えてくる新たな官能の世界を描きます。

主演はAV女優としてのキャリアからスタートした亜紗美(あさみ)。「片腕マシンガール」「ロボゲイシャ」など一般作への出演で、現在も熱狂的なファンの支持を勝ち得ている、いま旬の女優です。

ストーリー

陸橋の下を流れていくヘッドライトの光、赤いテールライト。手すりにもたれている若い女・銀杏(ぎんなん)。その視線はぼんやりと都会の夜景に向いている。やがて足音が聞こえる。銀杏の彼氏、吾郎(ごろう)だ。吾郎はその夜、銀杏を怪しい洋館に連れていった。痩せすぎの女が銀杏をシャワーに誘う。銀杏の感じるところを念入りにスポンジで洗う女。ベッドで銀杏を待っていたのは、赤い目出し帽を被った全裸の男。抗うことは許されず、銀杏は異様な調教に身を任せていった。それは吾郎との約束…。調教は一週間。毎日、様々な辱めを受ける銀杏。最初は耐えているだけの銀杏だったが、次第に別の豊かな感情が芽生えていくのだった。



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