|
 |
1934年大阪市生まれ。同志社大学文学部で美学芸術を専攻し、卒業後展示装飾を専門とする会社を経てデザインスタジオを設立する一方、60年SF同人誌「NULL」を発行。江戸川乱歩に認められ創作活動に入る。81年「虚人たち」で泉鏡花賞、87年「夢の木坂分岐点」で谷崎潤一郎賞、89年「ヨッパ谷への降下」で川端康成賞、92年「朝のガスパール」で日本SF大賞をそれぞれ受賞。またフランスからシュバリエ賞ならびにパゾリーニ賞を受賞している。93年マスコミの用語自主規制に抗議し断筆を宣言。その後主要文芸出版社から自主規制撤廃の覚書を勝ち取り執筆再開。
映画化された作品は「時をかける少女」「スタア」「ジャズ大名」など多数にのぼる。 |
|