
|
 |
【シリーズ2】公害の原点・水俣から学ぶ Vol.5
医学としての水俣病 ―三部作―
第一部 資料・証言篇 |
 |
 |
 |
 |
DVD |

IFシリーズ2「公害の原点・水俣から学ぶ」全17枚セット
※こちらの作品はセット販売のみとなります。
価格 624,750円(税抜:595,000円)
公共・大学図書館、公共施設でご購入希望のお客さまや、作品に関しては、シグロまでお問い合せください。
個人用DVDは個別にご購入いただけます。
ご購入希望のお客様は商品ページよりご購入ください。 セットでのご購入希望のお客様はこちらよりご購入ください。
|
|
 |

医学としての水俣―三部作―
第一部 資料・証言篇
MINAMATA DISEASE-A Trilogy Part1: Progress of Research |
 |
かつての漁場と食生活を語る老患者(漁師)の証言をプロローグに、1956年、50名余の奇病患者を発見したことにはじまる医学者チームの研究と記録を当時の8ミリ、学用フィルムでたどっている。その歴史の中で、人類史上はじめての環境汚染……食物連鎖を経て人間を冒した未知の有機水銀中毒症の追究過程を詳しくたどっている。
初期の患者が漁家に多いことから、魚が原因であると考え、水俣湾産の魚介類を猫に与え実験的発症に成功するまで、さらにその毒物を、外国文献から有機水銀中毒とつきとめるまでの医学のプロセスが語られる。
学用フィルムは冷酷に水俣病の原像を記録している。胎児性の確認にも映画記録が用いられ、それらのエッセンスは、すべてこの映画の中に資料的に位置づけられている。
その後今日に至る患者の医療生活の補償を求める血みどろの闘争史は、水俣病が「社会病」であった一面をつづり、今日のヘドロ未処理の現状までを克明に描いた現代史の一断章ともなっている。
(岩波ホールでの上映用パンフレットより) |
|
[スタッフ]
製作:高木隆太郎
演出:土本典昭
撮影:大津幸四郎
録音:浅沼幸一
音楽:小栗孝之作品より、松村禎三作品より
[医学としての水俣病―三部作― 協力研究者]
伊藤 雄(熊本県衛生部長)、猪初男(耳鼻咽喉科学・新潟大学)、入鹿山且朗(衛生学・熊本女子短期大学)、宇井純(都市工学・東京大学)、衛藤光明(病理学・熊本大学)、大野吉昭(耳鼻咽喉科学・新潟大学)、岡嶋透(内科学・熊本大学)、喜田村正次(公衆衛生学・神戸大学)、白川健一(神経内科学・新潟大学)、白木博次(神経病理学・東京大学)、武内忠男(病理学・熊本大学)、筒井純(眼科学・川崎医科大学)、椿忠雄(神経内科学・新潟大学)、土井陸雄(衛生学・東京都公害研究所)、徳臣晴比古(内科学・熊本大学)、原田正純(精神神経学・熊本大学)、藤木素士(衛生学・熊本大学)二 信(公衆衛生学・熊本大学)、水越鉄理(耳鼻咽喉科学・新潟大学)、宮川太平(精神神経学・熊本大学)、故 松田心一(元国立公衆衛生院疫学部長)
1974年/日本 記録映画/カラー/82min./青林舎
第2回世界環境映画祭・審査委員長賞受賞 |
|