
スティーヴン・オカザキ(Steven Okazaki)
スティーヴン・オカザキ監督は1952年生まれ。アメリカ・カリフォルニア州ヴェニスで育つ。サンフランシスコ州立大学の映画学科を1976年に卒業後、いくつもの(本人いわく“平凡な”)パンクバンドで音楽活動をする時期を経て、映画制作に真剣に取り組むようになった。アカデミー賞に3度ノミネート、うち一度はオスカーを受賞し、その他にも数多くの賞を受賞。現在は、妻と娘とともにカリフォルニア州バークレーに住む。
オカザキ監督がとりあげる題材は、ヘロイン中毒患者から、アメリカの酪農産業主催のミスコン、ヒロシマの被爆者、など多岐にわたる。アメリカのテレビ局であるHBOやPBS、またNHKのために手がけた数々の作品において、オカザキ監督は、ごく普通の人々の生活や人生から驚くべき物語を引き出し、見せることに成功している。
主な作品
1982 Survivors(生存者たち)
1985 Unfinished Business ※アカデミー賞ノミネート作
1987 Living on Tokyo Time(リビング・オン・TOKYO・タイム)
1988 Hunting Tigers
1991 Days of Waiting(待ちわびる日々) ※アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門受賞作
1992 Troubled Paradise
1994 American Sons
1995 Alone Together: Young Adults Living with HIV ※ユネスコ賞受賞
1996 Life Was Good: The Claudia Paterson Story ※ユネスコ賞受賞
1999 Black Tar Heroin ※エミー賞ノミネート
2001 The Fair
2005 Rehab
2005 The Mushroom Club(マッシュルーム・クラブ)
2007 White Light/Black Rain(ヒロシマナガサキ)
※作品歴など詳細は、オカザキ監督の製作会社Farallon Filmsのウェブサイトからもごらんいただけます。
Farallon Films